
ロジゾー
委託ドライバーの仕事内容・収入・きつさ
更新日:2020年10月1日
佐川急便やAmazon、日本郵便株式会社などから委託を受けて宅配をする委託ドライバー の仕事について解説します。
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委託ドライバーとは?
軽貨物ドライバーの仕事のひとつ、委託ドライバーとはいったいどんな仕事なのか。ご紹介します。
仕事内容
主に企業や個人からの荷物を運送します。荷物の大きさはさまざまですが、基本的には軽車両で輸送できるものはなんでも運ぶことになります。インターネット通販市場が拡大していく近年、委託ドライバーの需要は高まっていくことでしょう。
会社員ではない
委託ドライバーは会社員ではありません。自分で自ら独立・開業し「個人事業主」となった後に、企業と業務委託契約を結んで配送の仕事を行います。
どんな事業者がいるのか
委託ドライバーに業務委託をしている事業者には以下のような企業があります。
佐川急便
Amazon
ネットスーパー
日本郵便株式会社
桃太郎便(クイックエース)
ロジクエスト
はこび屋本店
業務委託契約で仕事を行う場合、上記であげた事業者との間にほかの運送会社が入ることがあります。直接、上記の事業者と契約している場合は報酬はそのまま自分に入りますが、間にほかの運送業者が入ってしまうと仲介手数料を引かれてしまうので注意が必要です。
フランチャイズとの違い
軽貨物運送業の経営の仕方には、フランチャイズの方法もあります。運送会社の大手ヤマト運輸やスポット便で有名な赤帽などがフランチャイズ契約を行っています。フランチャイズと業務委託では、なにが違うのでしょうか。
フランチャイズ契約の場合、業務委託と違う点としてよくあげられるのが「ロイヤルティー」「本部のルールは絶対」という違い。フランチャイズ契約では、経営のノウハウやネームバリューを借りて仕事を行うため、本部にロイヤルティーを支払う必要があります。また、フランチャイズ本部が決めているルールには絶対に従わなければいけません。できるかぎり自由に仕事を行いたい方にとっては、フランチャイズは不向きと言えます。
その点、業務委託であればある程度自由に仕事が行えますし、ロイヤルティーが発生することもありません。依頼された仕事を完璧にこなすことが前提ですが、細かなルールなどがあるわけでもないので、比較的自分のやり方で仕事を行えるでしょう。
報酬体系
業務委託の報酬体系は「成果報酬型」が多いです。宅配だと荷物ひとつを配達して〇〇円という報酬体系になっており、配達個数が多ければその分報酬に反映される形です。
注意しなければいけない点がひとつあります。それは働けなくなった場合です。頑張れば頑張った分報酬に反映される成果報酬型ということは、配達できなくなればその分報酬も少なくなることを覚えておきましょう。
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委託ドライバーのメリット・デメリット
委託ドライバーのメリット・デメリットを見ていきましょう。
委託ドライバーのメリット
委託ドライバーのメリットは下記になります。
開業のハードルが低い
仕事が斡旋される
やった分だけ稼げる
煩わしい人間関係を回避できる
会社のルールに従う必要なし
順番に解説していきます。
開業のハードルが低い
委託ドライバーは、未経験の方でも始められる仕事です。軽車両(黒ナンバー)を持っていれば、初期にかかる費用も抑えることが可能。軽車両を持っていなくても、委託先の企業によってはリース・レンタルを行っている会社もあります。運転免許証さえ持っていれば、誰でも開業できる仕事です。
仕事が斡旋される
自分から営業をして仕事を獲得しに行かなくとも、委託先から仕事を斡旋してもらえるのもメリットのひとつです。軽貨物ドライバーとして開業した場合、基本的には自分から営業をかけて仕事を獲得しなければ仕事はありません。しかし、委託ドライバーとして企業と契約してる場合は、自分から営業しなくても仕事を斡旋してもらえます。
やった分だけ稼げる
先述しましたが、委託ドライバーの報酬は「成果報酬型」がほとんどです。単純な話、頑張れば稼げますし、頑張らなければ稼げません。会社員のように毎月の給料が決まっている仕事ではないので、稼ぎたい方にとってはわかりやすい報酬体系ではないでしょうか。
煩わしい人間関係を回避できる
委託ドライバーは会社員ではありません。個人で仕事を行います。そのため、会社員のように上司や部下などが存在しません。上司に文句を言われることもなければ、部下の面倒を見なければいけないこともないのです。
会社のルールに従う必要なし
仕事を委託されるわけであって、委託先の企業に社員として入社するわけではない委託ドライバー。そのため、企業のルールはドライバーには適応されません。それでも、委託されるにあたり細かなルールが存在するため、委託先企業との契約時には契約書はしっかりと熟読しましょう。
委託ドライバーのデメリット
続いて、委託ドライバーのデメリットについて見ていきます。
体力がいる
仕事がなければ稼げない
時間の融通はききにくい
経理・事務作業は自分で行う
順番に見てきます。
体力がいる
肉体労働のため、仕事のベースに必要なものは体力です。宅配では何度も車の乗り降り・階段の上り下り・荷物を配達などを1日通して動き続けます。基礎体力に自信がない方は難しい仕事かもしれません。
仕事がなければ稼げない
仕事量は委託先の状況に応じて変化します。そのため、稼ぎたいときに仕事があるかどうかはわかりません。委託業務契約を行うときは、繁忙期以外の仕事量がどのくらいなのかを確認する必要があります。
時間・休日の融通はききにくい
宅配の委託では、委託元の営業日に合わせる必要があり、時間や休日の融通はききにくいです。基本的には人手不足のところが多く、急な休みが取れるところは少ないでしょう。また、基本的には1日の拘束時間が長いです。
経理・事務作業は自分で行う
個人事業主となった時点で、経理・事務作業はすべて自分で行うことが基本です。会社員時代は年末調整などで済んでいた税金関係も、自分で確定申告を行わなければいけません。仕事で疲れて休みたい気持ちはわかりますが、経理関係はこまめにやっておくことをおすすめします。領収書はしっかりと管理して、日々の出金に関してはその都度記録するようにしましょう。
委託ドライバーを始めるために必要なもの
最後に委託ドライバーを始めるために必要なものを紹介します。
運転免許証
軽貨物車(委託先によってはリース・レンタルあり)
スマートフォン
地図(スマートフォンのアプリでもOK)
ガソリン代
クレジットカード
台車
伝票ケース(クリップ)
携帯用スマホ充電器(シガーソケットもあると◎)
ワイヤレスヘッドホン
上記であげたものが委託ドライバーを始めるために必要なものになります。配達した個数が給料に直結する委託ドライバーにとって、重要なことはスムーズに仕事をこなすこと。そのために、上記にあげたものは準備するようにしましょう。
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