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  • 執筆者の写真ロジゾー

黒ナンバー(営業車)の任意保険・貨物保険・車両保険の費用と加入方法

更新日:2023年3月31日



自動車を保有していれば必ず加入しなければならない保険があることはご存知ですよね? しかし、軽貨物ドライバーとして働くためには、通常の保険ではいけないことを知っている人は少ないのではないでしょうか。


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今回は、軽貨物ドライバーとして独立した場合にどんな保険に入るべきなのか、費用とともに解説します。


1.軽貨物ドライバーが必ず加入する保険

 1-1.自動車保険

 ・自賠責保険

 ・任意保険(営業車用)

 ・任意保険の契約方法と費用

 1-2.貨物保険(運送保険:運送業者貨物賠償責任保険)

 ・補償内容と費用の相場

2.状況に応じて検討する保険

 ・請負業者賠償責任保険

3.まとめ



1.軽貨物ドライバーが必ず加入する保険



軽貨物ドライバーを始めるにあたり、「保険」は絶対に入りましょう。ここでは大きく分けて2つの保険、そして契約方法と費用について紹介します。これから軽貨物ドライバーとして働く方は重要な項目になりますので、しっかり覚えておきましょう!


1-1.自動車保険

車を運転する方なら誰もが聞いたことがある保険ですよね。自動車保険と言っても、保険の種類はさまざまです。自動車保険で加入してほしい保険は以下の2つ。

  • 自賠責保険

  • 任意保険(営業車用)

それぞれ解説していきます。


自賠責保険

自動車を保有した場合、「強制」で加入する自動車保険になります。これは軽貨物ドライバーだから特別というわけではありません。自賠責保険の特徴は、「加害者には一切補償がない」ということです。自賠責保険の補償範囲は次の通り。

  • ケガの治療費など・・・MAX:120万円

  • 後遺症による労働能力の低下・精神的苦痛・・・MAX:4,000万円

  • 被害者が死亡・・・MAX:3,000万円

「これだけ補償してもらえるなら他の保険はいらないのでは?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。答えは「NO」です。なぜなら、事故の多くは、自賠責保険で補償できる範囲を超える損害賠償が必要になるからです。(事故の程度によります)


このあと解説する「任意保険」に加入してなかった場合、自賠責保険で補償できなかった損害分はすべて「自己負担」になってしまいます。想像してほしいのですが、もし被害者を死亡させてしまった場合、3,000万円で補償できるでしょうか?


そうならないために、任意保険には絶対に加入しましょう。ちなみに、自賠責保険の補償内容は各保険会社によって違いはなく、どこで加入しても同じになります。


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保険の名前に「任意」とついていますが、自動車を保有している方のほとんどが加入している保険です。先述した通り、自賠責保険では補償しきれない部分をカバーしてくれる保険になります。また、自賠責保険と異なるのは、「運転者本人・自動車にも補償をつけられる」ことです。

任意保険は、加入者が選んで組み合わせることができるため、補償内容は十人十色になります。まずは加入しておいた方が良い2つを紹介します。

  • 対人賠償保険 事故で相手を死傷させてしまった場合に支払われる保険

  • 対物賠償保険 相手の自動車や家、お店などを損傷させてしまった場合に支払われる保険

対人・対物保険は間違いなく加入すべきでしょう。加入する際に「補償限度」を選択するのですが、「無制限」を選択してください。事故を起こさないことは大前提ですが、「もしも」を考えたとき、無制限にしておくことでほぼ対応可能となります。


次に紹介する任意保険は必要だと感じたら加入すると良いでしょう。

  • 車両保険 保有している自動車に損害が発生した場合に支払われる保険 新車で購入した方は加入する方が多く、中古車で購入した方は入らない方が多い

  • 無保険車傷害保険 加害者が任意保険に加入していない・保険には加入しているが契約条件の違いで保険金が支払われない場合に役立つ保険

任意保険は加入すればするほど保険料も高額になります。「対人・対物」は絶対に加入しましょう。その他はご自身で考えて、本当に必要な保険に加入することをおすすめします。


任意保険の契約方法と費用

まず最初にお伝えしたいのが、軽貨物ドライバーとして任意保険に加入する際の保険料は、日常利用の保険よりも高くなります。理由は明確で、日常生活で利用するよりも、「移動距離」が長くなるため。移動距離が長くなれば、そのぶん事故に繋がる確立も高くなるからです。

また、もともと加入していた任意保険の等級を引継げないことや年齢制限といった特約もないため、保険料が高くなります。軽貨物ドライバーとして新たに任意保険へ加入することになり、初年度の保険料は月額2万円前後と高額になることを覚えておきましょう。


軽貨物ドライバーの任意保険料が高いことがお分かりいただけたところで、次に保険会社を見ていきましょう。実は、軽貨物ドライバー(黒ナンバー)の保険を取扱っている保険会社は少ないのが現状です。

軽貨物ドライバー(黒ナンバー)の任意保険を取扱っている保険会社は以下の6つになります。


  • 損保ジャパン日本興亜

  • 東京海上日動

  • 三井住友海上

  • あいおいニッセイ同和損保

  • 楽天損保

  • AIG損保


また、少しでも保険料を抑えたい場合に複数台をまとめて契約する方法が2つあります。「フリート契約」と「ミニフリート契約」です。それぞれの特徴、メリット・デメリットを解説してきます。


フリート契約


メリット 保有している自動車が10台以上になるとフリート契約が可能になります。 フリート契約の場合、各保険会社で多少の違いはありますが、70%~80%の割引が適用されます。


デメリット 事故を1度でも起こしてしまうと、翌年の保険料は大幅にアップします。理由としては、10台以上の保険を一括りで契約しているからです。

大幅割引がある一方、事故を起こしてしまうと翌年は大幅アップになることを覚えておきましょう。といっても、個人で10台以上保有することもなかなかないですよね。そこで次に紹介するのが「ミニフリート契約」です。


ミニフリート契約


メリット 保有する自動車が2台以上(自家用車でも可)になったとき、ミニフリート契約が可能となります。割引率を見てみるとどの保険会社もほぼ同じとなっています。 2台・・・割引3% 3台~5台・・・割引4% 6台~・・・割引6%


デメリット 契約する自動車すべての保険開始日を同一にしなければいけません。仮に他の保険に加入している場合は、中途更改・満期が近ければ解約手続きを行ってから一本化します。


1-2.貨物保険(運送保険:運送業者貨物賠償責任保険)

自動車保険以外に、軽貨物ドライバーとして働くなら加入しておくべき保険があります。それが「運送業者貨物賠償責任保険」です。「貨物保険」と呼ばれる場合も多いです。走行中や積み込み中、荷降ろしなどの業務中に荷物に損害を与えてしまった場合に補償される保険です。


個人で加入する「個別方式」と、委託先など所属する会社が加入する包括方式があります。委託先で業務を行う場合は、この保険に加入しているかどうか確認する必要があります。


肝心な費用ですが…それなりの保険料がかかります。大手を例に見てみましょう。

ここでのおすすめは損保ジャパン日本興亜です。圧倒的に年間保険料を抑えられます。また、補償支払い限度額も1億円までとなっているので補償範囲も十分でしょう。


2.状況に応じて検討する保険

ここでは、先述してきた保険とは別に状況に応じて検討すべき保険を紹介します。

  • 請負業者賠償責任保険 運転中の保険は「自動車保険」が適用されますが、それ以外での対人・対物事故で適用される保険です。例えば、配達中にマンションのエントランスなどを破損させてしまったり、配達荷物が原因で人に危害が及んだときなどに適用されます。

費用の相場ですが、年間の売上高によって算出される仕組みとなっているちょっと珍しい保険です。売上高がわからない場合、見込でもか構いませんのである程度の数字を提示しましょう。最終的には年間の売上高がわかったところで「精算」という形になります。


3.まとめ



軽貨物ドライバーを始めるにあたって、また事業を継続するにあたって各種保険への加入は必須です。自分の状況のリスクと費用のバランスを考えて、賢く選びましょう。


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