軽貨物ドライバーは、自動車免許証と車さえ用意できればすぐに開業できます。開業に自己資金がかからないこともあり、脱サラして軽貨物ドライバーにとして開業・独立する人が増えています。一方で、会社員という立場を捨てて独立するのは当然リスクもともないます。
ここでは、脱サラして軽貨物ドライバーとして独立するメリット・デメリット、そして独立に成功する人・失敗する人について解説していきます。
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脱サラして軽貨物で独立するメリット
では、脱サラして軽貨物ドライバーとして働くうえでのメリット・デメリットには何があるのでしょうか。
お金
労働環境・仕事内容
会社員ではなく、経営者になる
ここでは、以下の3つに絞って紹介していきます。
出来高制のため、配達すればするほど稼げる
配達すればするほど給与に反映れるため、頑張り次第では手取りで400万円弱~650万円以上は稼げるようになるでしょう。会社員の場合、優秀でも、頑張ったとしても、簡単には給与は上がりませんよね。
会社員よりも節税しやすい
会社員よりも節税しやすいところもメリットです。一般的な会社員では、自動的に給料の3~4割ほどが税金や社会保険料として差し引かれます。脱サラして個人事業主になると、会社員時代よりも節税がしやすいでしょう。日々の管理・計算、確定申告は自身で行わなければなりませんが、それを差し引いても、メリットの方が大きいでしょう。
人間関係が楽
なんといっても、人間関係が楽になることはメリットでしょう。エリアに配達に出てしまえば、1人で業務をするため煩わしい人間関係はありません。
休憩時間・休日は自分で決められる
さらに休憩時間も自身でコントロールすることが可能です。一般企業のように12時からや13時からといった休憩の決まりがないため、ストレスなく業務に取り組むことができるでしょう。
また、特定の企業との専属契約でなく、フリーランスとして働けば、休む日も自分で決められます。
自身で意思決定できる
大袈裟な表現ではなく、独立・開業した時点で個人事業主、いわゆる「経営者」になります。
経営者になると、誰かに指示されることなく自身で判断・決断できます。その分、責任も問われますが、それ以上に自身で考えた通りに実行できる点は大きな違いです。だれかに指示されて動くのが嫌いな人には大きなメリットでしょう。
お金に詳しくなる
企業に勤めていると、自分がどのくらいの税金や社会保険料を差し引かれているか、普段考えることは少ないのではないでしょうか。しかし、自分が経営者になると、自分で確定申告をすることになるため、痛税感を覚えることになるでしょう。少しでも自分の手元に残るお金を増やすために、自ずとお金に詳しくなっていくでしょう。
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脱サラして軽貨物で独立するデメリット
それでは、次にデメリットを考えてみましょう。
収入の上限はだいたい決まっている
軽貨物ドライバーとして稼げる金額の上限は、手取りで800万~900万円あたりが上限です。それ以上の金額を稼げるケースはめったにないはずです。また、手取り800万〜900万円を長期的に稼ぎ続けるのは難しいでしょう。若いうちは問題ないかもしれませんが、年齢が上がると体力と運転技術が低下してくるためです。
クレジットカードが作りにくい
独立して間もなくは、クレジットカードは作りにくいでしょう。審査で落とされることも普通にあります。カードを作れるのは、審査の緩いカード会社に限られるでしょう。
ローンを組みづらい
これもクレジットカードが作りにくい理由と同じで、個人事業主になりたてのころは、実績もなく今後の稼ぎが不透明だからです。問題なく信用されるまでには、3年ほどはかかると言われています。
労働環境・仕事内容のデメリット
体力が求められる
拘束時間が長い
休日は減る場合が多い
各支払い・確定申告
体力的にハード
ドライバーという業務は、何よりもまず第一に体力が求められます。ずっとデスクワークを行っていた方や、体力に自信がない方が始める場合は覚悟が必要でしょう。
拘束時間が長い
また、職業柄「拘束時間が長い」ことが挙げられます。運送会社は朝8時~夜9時まで配達していることが多く、そこから営業所に戻り、事務作業をしてから1日が終わります。
休日は減る場合が多い
「休日が減る場合が多い」というデメリットですが、完全週休2日を希望する方は、そもそもこの業界には適していないかもしれません。閑散期は週休2日も可能ですが、繁忙期には週1日休みになることは覚悟しておいた方が賢明です。
各種支払い・確定申告
副業などを行っていない限りは、経験がない方が多いのではないでしょうか。保険料や年金の支払いをはじめ、確定申告も自身で行う必要があります。休みの日以外は、常に体を動かしている業務で疲れがたまっているなか、こういった事務作業も行わなければねらないことを覚えておきましょう。
出勤していれば給与が発生する状態ではなくなる
経営者になると、当たり前ですが仕事が向こうからくることはありません。自身で営業を行い、自ら仕事を取らなければ収入は入ってきません。会社員から経営者になり一番の違いを感じる点は、先述したどれよりもこの点かもしれません。
脱サラして軽貨物ドライバーとして成功する人・失敗する人
最期に、脱サラして軽貨物ドライバーとして失敗する人・成功する人の特徴を紹介していきます。
失敗する人の特徴
体力がない
体を動かすことが嫌い
人と話したくない
チームワークが苦手
自己管理が苦手
臨機応変に対処できない
楽をして稼ぎたい
厳しいことを言うと、上記に挙げた7つのうち1つでも当てはまる方は軽貨物ドライバーに向いていないかもしれません。体を動かすことが基本の運送業にとって、体力がない、体を動かすことが嫌いというのは、致命的に向いていません。違う仕事をおすすめします。
また、不特定多数のお客様に配達するため、コミュニケーションスキルは必須です。さらに、所属する営業所の他のドライバーとの連携しながら業務を行うことで、稼ぎやすさも上がってくるという側面からも、人とコミュニケーションをとる能力は非常に大切です。
そして、毎日同じ状況で配達できるわけではないため、時間の管理や自己管理、それに臨機応変に対処できるスキルも求められます。求人サイトに載っている情報を鵜呑みにし、「楽して稼げそう」という気持ちの方は言語道断でしょう。
成功する人の特徴
会社員として3年以上勤務した方
基本的な社会人能力がある
営業職を経験している
サービス業の経験者
人とコミュニケーションをとることが苦でない
工夫するのが好き・得意
「やった分稼げる」ことをゲームのように楽しめる
楽して稼げることを期待しいてない人
お金を稼ぎたい理由がある人
10個挙げましたが、すべてに該当しなくとも大丈夫です。どれかひとつでも該当する項目があれば、軽貨物ドライバーとして成功する可能性は高いです。一見、誰でもできるように思われがちな運送業ですが、実際はさまざなスキルを求められます。しかし、人手不足の業界でもありますから、体力というベースは必要ですが、前向きに工夫を重ねていけば必ず成功するでしょう。これから軽貨物ドライバーを始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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