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執筆者の写真ロジゾー

稼げる?きつい? 軽貨物ドライバーの働き方を解説!

更新日:2023年3月31日



軽貨物運送業の仕事を始めたい方向けに、軽貨物ドライバーのお仕事の概要を解説します。


軽貨物運送業と聞くと、「ブラック」「きつい」「給料が良い・悪い」などなど、さまざまな情報が溢れています。軽貨物運送業をこれから始めようか検討している人にとっては、不安要素ですよね。


そこで今回は、軽貨物運送業の概要といろんな働き方のタイプ、きついのか、収入は本当に得られるのかなどを解説します。

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  • 軽貨物運送業とは?

  • 軽貨物運送業のいろんな形態

  • 軽貨物ドライバーの1日

  • 契約の形態

  • きついのか?

  • 収入はちゃんと得られるのか?

  • まとめ


軽貨物運送業とは?


軽貨物運送業とは、正式には「貨物軽自動車運送事業」といいます。荷主(お客様)から配達荷物の依頼を受け、運賃をいただいて目的の場所まで届ける事業です。


では、実際にどのような荷物をどんな車両を使って、どこに配達するのかを詳しく解説していきます。


どんな荷物を運ぶ?

何を運ぶかは、どのような仕事を請けるかによって異なりますが、基本的には軽貨物車両に積めるサイズのさまざまなサイズのものを運びます。


比較的小さめの通販の荷物、引っ越しの荷物、お弁当などの食品、イベントの資材などなど。


いま多いのが通販の荷物です。通販系の荷物は、どこの運送会社を見てみても、運送する荷物のサイズはほぼ決まっています。ちなみにですが、荷物のサイズの決定方法は荷物の「縦+横+高さ」の合計、または送る荷物の「重さ」で決まります。

  • 60サイズ → 60cm以内・~2kg

  • 80サイズ → 80cm以内・~5kg

  • 100サイズ → 100cm以内・~10kg

  • 120サイズ → 120cm以内・~15kg

  • 140サイズ → 140cm以内・~20kg

  • 160サイズ → 160cm以内・~25kg

担当するエリアによりますが、書類などの配達が多い都心部/オフィス街などは60サイズの荷物が多く、逆に住宅街では160サイズの荷物を担当することもあります。


どんな車両を使用する?

使用する車両は、軽貨物運送業で使用できる証、黒ナンバーを取得している軽車両です。

軽車両といっても種類は豊富にありますが、おすすめなのは「軽バン」と呼ばれる車両。

荷台のスペースも広く、1度の輸送で多くの荷物を積載することが可能です。


また、自家用車で使用する軽車両に比べ、比較的安く購入できる点も軽貨物運送業で使用される理由です。


どんな場所に配達する?

もっともオーソドックスな配達先は一般家庭への配達になります。個人間で送る荷物や、インターネット通販で購入された商品などさまざま物を配達します。ほかにも、決められた会社などに配達する「ルート配送」や、指定された場所に配達する「スポット便」、軽車両で行う「引越し便」などがあります。



軽貨物運送業の3つの働き方


軽貨物運送業といっても、働き方はいろいろです。個人で営業し、仕事を獲得できれば良いですが……業界に通じている人や横の繋がりがない方にとって最初のころは難しいでしょう。

ここで紹介するのは、軽貨物運送業を始めてときにどのように仕事を受注していくかを紹介します。方法としては以下の3つ。

  1. 宅配ドライバー

  2. フリーランス

  3. ルート配送のドライバー

順番に見ていきましょう。


1. 宅配ドライバー

大手宅配業者やネットスーパーから委託を受けた荷物を配達します。1日の配達個数の数で決まるところもあれば、日給制のところもあります。この部分はしっかり契約時に確認しましょう。


大手宅配業者の委託ドライバー

通販の仕事を運ぶ場合が多いです。毎日たくさんのお客様に荷物を届けるので、接客スキルが求められる仕事です。


契約形態は、例として、佐川急便の委託ドライバーは、一般的には下請けの運送業者と個人事業主として契約し、配達エリアを担当して仕事を行います。


下請けの運送業者と個人事業主として契約した場合、以下のようなメリットがあります。

  • 仕事の斡旋

  • カーリース

  • 保険

  • 請求処理

  • 各種手続き

運送業を始めるにあたり、絶対に必要な車両の貸し出しや保険、各種手続きまで代行して行ってくれます。デメリットをあげるとすれば、「手数料」がかかることです。下請け業者によって手数料はバラバラですが、だいたい5%~20%引かれることを想定しておけば問題ないでしょう。



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宅配のフランチャイズ

大手運送会社の看板を借りて、宅配のお仕事をします。仕事は継続的に受けられるのがメリットです。一方で、加盟金を支払ったり、毎月のロイヤリティを支払ったりする必要があります。ヤマト運輸の場合は、フランチャイズに加盟して宅配の仕事を請けます。


ネットスーパー

今や各スーパーでもインターネットで注文を受け、商品を自宅まで届けるサービスが当たり前の時代になりました。運送業界全体で「人手不足」といこともあり、ネットスーパーの配達員も不足しているのが想像できるかと思います。


基本的には個人契約ではなく、下請けの運送会社を通じて仕事を請け負います。仕事内容としては、注文された商品をスーパーから主に個人宅に配達します。配達1件あたりの単価もそれほど高くなく、個人事業主として開業・独立し、これからガッツリ稼ごうとしている方にはおすすめはしません。


ネットスーパーで働くメリット

  • 安定性(高齢化社会のため、これから需要拡大することでしょう)

  • 再配達がほぼ無し


ネットスーパーで働くデメリット

  • ガッツリ稼ぐことはできない

  • 担当エリアによってはキツイ(エレベーターがない集合住宅など)


楽天エクスプレスの場合

ECショップ大手の楽天も独自の運送業を開始しています。業務委託で仕事をすることが可能な楽天ですが、こちらも下請けの運送業者が基本的に入ることになるでしょう。また、各契約の条件ですが、下請けによって違いがあるようです。ただ、報酬に関しては日給制となっているようです。


もうひとつ付け加えると、「再配達の時間枠」を大手運送会社では考えられない時間帯まで可能にしているということです。だいたいの運送業者は、当日の21時までが再配達の最終時間ですが、楽天エクスプレスは「22時~24時」という時間枠を設けてあります。


受取る側からすれば便利な時間枠かもしれませんが、配達する側からするとどうでしょうか? 深夜まで働くことに抵抗がない方にとっては、楽天エクスプレスも良いのではないでしょうか。



2. フリーランス

運送会社と専属契約をせず、自分で仕事をとってくるスタイルです。ルート配送、スポット便、宅配など様々な種類の仕事があります。下請け業者からの手数料差し引きされず、収入が多くなることと、時間の融通がききやすいのがメリットです。


当然ですが自分で仕事をとってこないと、収入もありません。営業力が必要となります。仕事をとってくる方法としては以下があります。


直営業

荷物の運送を必要としている企業などに直営業します。直で仕事を受ければ当然、仲介手数料はかかりませんが、営業力と時間が必要になります。


マッチングサービス

荷主とドライバーをつなぐPickGo、ハコベル、アマゾンフレックスなどのマッチングサービスを案件を獲得します。ここでは、近年大きくなってきているサービスを紹介します。



Amazon Flex(アマゾンフレックス)

Amazonと個人事業主が直接契約し、Amazonのサイトから注文された商品を配達します。20歳以上、軽車両(黒ナンバー)、スマートフォンを所有していれば誰でも仕事を行えます。


Amazon Flexの場合、報酬は時給制となっており地域によって1時間単位での報酬が変わります。

  • 関東・・・2,037円

  • 大阪・・・2,000円

  • 愛知・・・1,910円

  • 宮城、北海道、福岡、広島・・・1,800円

(報酬は変動します)


働く時間・ペースも自分で決められるため、柔軟にスケジュールを組めることでしょう。


しかし、条件を満たさないとアカウントを停止されてしまい、仕事を失う可能性(契約終了)があるので注意が必要です。Amazonflexは公にはしていませんが、無断欠勤や遅刻、未配達(時間内に配達できない荷物)などが多くなるとアカウントが停止されるようです。


これら以外にもお客様の対応なども重要な項目になるかと思います。Amazonflexで働こうと考えている方は、ぜひ注意してくださいね!

本来の受取人ではなく、間違って違う方に配達してしまう「誤配」も条件のひとつのようです。気をつけましょう!


Pickgo(ピックゴー)、ハコベル

不特定多数の荷物を取り扱う宅配便と違い、Pickgoやハコベルのマッチングサービスは「車両を貸し切って配達することができる」サービスになります。急遽その日中に届けたい荷物にも対応しているため、需要が高まっています。


Pickgoの特徴:

  • 仕事の種類が豊富

  • 自分のペースでOK

  • 即日入金

  • 24時間サポート

  • カーリースあり(リース中他の運送業に使用してもOK)


ハコベルの特徴:

  • 自分のペースでOK

  • 請求業務が不要

  • 現金即払い

  • ネット印刷で実績のある「ラクスル」が運営



また、直契約した場合にはより幅広い業務を自分で行う必要があることも忘れてはいけません。

  • 委託元の開拓

  • 車両の用意

  • 各種保険

  • 請求処理

  • 各種手続き


「すべてを個人でやらなければいけない」ということです。収入を大幅にUPするためには直契約がベストな方法ではありますが、そのぶん今まで経験したことがない処理・手続きを行わなければならないことを覚えておきましょう。


フランチャイズ

フランチャイズ経営も一つの手です。大手運送業者の看板を使って営業活動をすることができ、また、本部からお仕事の斡旋を受けることもできます。赤帽はフランチャイズ を展開しています。長期的に軽貨物運送業を経営していきたい方は検討するのもいいでしょう。



3. ルート配送

企業や店舗などの決まった場所に荷物を届けたり集荷をしたりするお仕事です。例えば、コンビニの複数店舗に食品を届けたり、メーカーが既存顧客に商品を届けたりといった内容です。


不在による再配達が少ないので、基本的には残業は少なくなるでしょう。社員・アルバイトなどの募集が多いです。安定して体に負担が少なく働けることがメリットです。家族のいる方は収入も安定してプライベートの時間も持てることが魅力でしょう。その反面、高収入はのぞみにくいです。


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3.軽貨物ドライバーの1日



どのような働き方になるかは、どんなスタイルで仕事をするかによります。

ここでは例として、大手配送業者から委託を受けたドライバーの1日を紹介していきます。


委託ドライバーの1日のスケジュール


8:00 各担当営業所に出勤


8:00~9:00 朝礼・点呼・配達荷物を車両に積み込む


9:00~13:00 配達エリアに出発・配達開始


13:00~14:00 昼休憩(場所はどこでもOK)&お昼到着の荷物を車両に積み込む(営業所に戻る)

14:00~17:30 配達エリアに出発・配達開始


17:30~18:00 夕方到着の荷物を積み込む (営業所に戻る)


18:00~21:00 配達エリアに出発・配達開始・再配達に対応


21:00 営業所に戻り後片付け


21:30 退勤


おおまかな流れは上記のような感じです。夕方から再配達の連絡が多くなり始めますので、未配達分と合わせて対応しなければなりません。


担当し始めのころは、エリアの特性やお客様の生活リズムを覚えることから始めるといいでしょう。結果的に、お客様が在宅している時間帯が把握できるようになり、効率よく配達できるようになります。


配達個数が伸びてくるので、1日に150個から多い時で200個ほど配達できる日も出てくることでしょう。


4.契約の形態


軽貨物ドライバーとして独立する場合、個人事業主となるので、各種の支払いや確定申告などもすべてを自分で行わなければなりません。会社員やアルバイトなどの場合、各種税金などは月の給料から天引きされています。会社員にいたっては、年金や健康保険も引かれています。


しかし、個人事業主の場合はすべて自分で手続き(支払い)する必要があります。

  • 年金の支払い

  • 健康保険の支払い

  • 住民税の支払い

  • 確定申告(※青色申告の場合、経費として65万円控除あり)

特に「確定申告」の「青色申告」は絶対にやるべき申告です。1年間通して、65万円まで経費として(ガソリン代や車両の整備費など)を計上できるためです。しっかりと覚えておいてください!


5.きついのか?



どの業界にも当てはまるでしょうが、軽貨物運送業も始めたばかりのときはきついでしょう。きつさを乗り越えて、稼げる・自由な時間が持てるなど、自分が求める働き方までたどり着いた人は、軽貨物運送業を続け、そうならなければ、廃業してしまいます。


ここでは、具体的に何がきついのかを見てみましょう。大手運送会社から委託を請け負った場合とアマゾンフレックスで働いた場合を例にして解説します。


大手運送会社の場合


不慣れできつい 初めて走るエリア、知らない土地は、無駄な動きが多くなり体力的にきつい。無駄走りでガソリン代もかかり、精神的にも心配になる。ただし、要領のいい人は早ければ1ヶ月ほどで仕事ができるようになる。


荷物の量が少ない 多すぎて辛くなることは想像つくかと思いますが、少なくてもきついってご存知でしょうか? 配達できた個数が給料に直結する個人事業主として「荷物の量が少ない」ことは致命的なわけです。エリアの特性などを把握できるようになったら、所属している営業所のドライバーに交渉して荷物の量を増やしてもらうなどの対策をしましょう。


アマゾンフレックスの場合

アマゾンフレックスの場合、アプリで希望する時間帯を選択して仕事を請け負うスタイルです。Amazon側からオファーがある場合もありますが、基本的には自分で仕事を取らなければなりません。

上記のような状況になることもしばしば…。

また、今まで働いていた時間帯が急になくなることもあります。アマゾンフレックスで働くことを考えている方は、「実働」が約束されていないことを考えたうえで行動した方がいいでしょう。


6.収入はちゃんと得られるのか?



大手から受託する宅配は、成果報酬なので、基本的には働けば働いただけ得られるでしょう。担当エリアによって稼げる額は異なるので、最初に契約するときに、担当になるエリアと収入相場を確認しておくことが大事になります。


また、もし荷物の量が少ないエリアが振り当てられてしまった場合、数ヶ月はがんばって働いて委託元から信頼を勝ち取ってから、いいエリアに代わってもらうように交渉しましょう。実際にいいエリアをゲットした人もいます。基本的に人手不足なので、真面目な人は、どこの会社もほしい状態です。


フリーランスの人は、稼げるかどうかは実力次第でしょう。とくに、営業がうまくいくかどうかで、収入は変わります。常に3社くらいは得意先を持っておいて、契約が切られてしまったらまた開拓する、隙間時間にうまくマッチングサービスを使うなど。常に収入源を複数持っておけるように工夫していくことが必要です。


ちなみに、アマゾンフレックスやマッチングサービスのみで、安定した高収入を得るのは難易度が高いです。アマゾンフレックスなどのギグワークでは安定して仕事を行うことができないため月によって収入にバラつきがあります。

さらにこんな声もあがっています。


ルート配送のお仕事では、宅配やフリーランスの働き方と比較した場合、収入の額や伸び代は少ないですが、安定して収入が得られるのが魅力です。


7.まとめ



軽貨物ドライバーとして働くためには、前提として体が資本となる職になるため体調管理をしっかり行いましょう。それでいて、コミュニケーション能力や仕事の効率化を考えられる方にはもってこいの仕事だと思います。


単調に見える仕事でも、仕事を行っていくなかでさまざなことが起こります。慌てず、しっかりと冷静に仕事を行える方であれば、どこの担当になっても上手にこなせることでしょう。


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