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空いた時間にインターネット経由で仕事を請け負うギグワークの働き方が、運送業界のなかでも広まってきています。今回は、運送のマッチングサイト3社、アマゾンフレックス、PickGo（ピックゴー）、ハコベルの仕事内容、手数料、仕事の獲りやすさなどを詳しく比較していきます。
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Amazon Flex（フレックサー）、PickGo、ハコベルの比較
それでは、マッチングサイト3社を詳しく比較していきます。
仕事内容
報酬システム
仕事の取りやすさ
手数料
初期費用
仕事開始時に必要なもの
サポート
禁止事項
仕事内容
Amazon Flex アマゾンフレックスでは、アマゾンで注文された商品をお客様へ配達することが仕事です。日用品から生鮮品まで、大小さまざまな種類の荷物を配達します。
PickGo
「物流界のUber」とも言われているPickGo。定期の仕事（配達日時や時間指定あり）や単発の仕事、スポット（緊急性）など仕事の種類はさまざまです。
ハコベル
企業から企業への荷物や個人へ向けた荷物など、ハコベルもさまざまな種類の仕事があります。お弁当や現場で使用する建材、イベント会場やテナントで使用する機材など。
報酬システム
Amazon Flex
アマゾンフレックスの報酬システムは、働く時間（ブロック）によって決められています。たとえば、15時30分から21時までの5時間30分コースだった場合、報酬は16,500円といった具合です。上記はあくまでも一例です。エリアや働く時間帯よって、報酬は変動します。
PickGo
PickGoでは、運行距離によって報酬が決まる「距離制依頼」と、運行時間によって報酬が決まる「時間制依頼」があります。
ハコベル
ハコベルもPickGoと同じく、距離制と時間制で料金が決まる報酬システムです。ハコベルでは、距離制の場合は5kmまでで4,300円、時間制では3時間で6,600円と最低報酬ラインが決まっています。
仕事の取りやすさ
Amazon Flex
最近（2020年7月）では、アマゾンフレックスではオファーが余っている状況のようです。これから軽貨物を始めてみようと考えている方は、アマゾンフレックスから始めてみるのも良さそうです。
PickGo
PickGoはマッチングサイトのなかでも人気のサービスです。そのため、1件の仕事に対して数十件のエントリーがありますが、選ばれるのはたった1人です。ベテランドライバーや信頼を積み重ねたドライバーも同じ仕事にエントリーするため、初心者のドライバーは選ばれることは難しいでしょう。
ハコベル
ハコベルは、そもそもの仕事量（案件）が少ないと言われています。それに加え、仕事は早い者勝ちとなっています。荷主が依頼した段階で、ハコベルに登録している全ドライバーが受注できる状態にあるため、タイミングや運が良ければ受注できる可能性があります。
手数料
手数料は以下の通りです。
Amazon Flex・・・手数料なし
PickGo・・・25万以上の振込の場合：10% 25万以下の振込の場合：15%
ハコベル・・・仲介手数料は5%
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初期費用
アマゾンフレックス・PickGo・ハコベルともに利用料などは無料です。各ホームページから個人情報などを登録し、審査通過後に使用可能となります。車両は自分で用意するか必要があります。アマゾンはカーリースとレンタルを、PickGoはリースを提供しています。
>>> Amazon Flexの登録はこちら <<<
>>> PickGoの登録はこちら <<<
>>> ハコベルの登録はこちら <<<
仕事開始時（登録）に必要なもの
Amazon Flex
運転免許証
軽貨物車両（黒ナンバー）
スマートフォン
自賠責保険と任意保険のどちらにも加入しておく必要あり
※アマゾンフレックスの場合、年齢制限があり20歳以上でなければ登録できません。
PickGo
運転免許証
自賠責保険証書
任意保険証書
貨物保険証書
貨物軽自動車運送届出書
事業用自動車等連絡書
価格表（運賃表）
車検証（コピーでOK）
軽貨物車両（黒ナンバー）
※PickGoでは、車両を用意できない方に向けてカーリースサービスを提供しています。
ハコベル
運転免許書
軽貨物車両（黒ナンバー）
ナンバープレートと車両全体がわかる画像
※任意保険・自賠責保険・車検所のコピーなどの提出は求められません。
サポート
Amazon Flex
ビデオを視聴して配達方法やアプリの操作方法を学びます。
また、エリアによっては未経験・初心者向けに、アマゾンフレックス独自の研修が提供されています。研修期間中でも報酬が出ます。
PickGo
PickGoでは、365日24時間体制でベテランのコールセンタースタッフがサポートしてくれます。未経験や初心者であっても、なにかあればすぐ連絡でき、サポートを受けられる体制となっています。
ハコベル
ハコベルでは、電話でのサポートはもちろん、メールでもサポートを受けられます。
禁止事項
Amazon Flex
禁止事項とは少しズレますが、アマゾンフレックスの場合「アカウント停止」になることがあります。アカウント停止になってしまうと、仕事そのものが行えなくなってしまいます。明確な基準は明らかにされていませんが、「無断欠勤・キャンセルを繰り返す」「情報漏洩」などがあげられます。
PickGo・ハコベル
両サービスとも、契約期間中において荷主との直接契約・交渉は禁止とされています。
マッチングサイトを使用するメリット・デメリット
難しい登録などは一切なく、黒ナンバーがあれば誰でも簡単に使用できるマッチングサイト。ここでは、マッチングサイトを利用するメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット
報酬体系が固定されており、値崩れが起こりにくい
通販需要の増加などもあり、案件数が増加傾向
働き方を自分で決められる（スキマ時間でもOK・フルタイムでもOK）
評価制度を取り入れており、評価が上がれば仕事を受注しやすい※
※PickGoとハコベルでは、評価制度を取り入れており、1回の仕事が完了した後に荷主が評価をします。評価制度とは話が少し違いますが、アマゾンフレックスの場合は優秀ドライバー向けに「リザーブドオファー（優秀オファー）」というもが存在するようです。優秀ドライバーがどのように決定されているかは公にされていないため、詳細は不明です。しかし、「配達スキル」「時間指定」など基本をしっかり行えば、優秀ドライバーになれるのではないでしょうか。
デメリット
案件数よりドライバーが多く需要と供給のバランスがとれていないので、稼ぎづらい
自分で行う手続きが多い
仕事内容の変更やキャンセルがある
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フリーランス軽貨物ドライバーとして開業を成功させるには
フリーランスの軽貨物ドライバーの方が隙間時間を有効活用するためには、ぜひ利用したいところです。登録は無料なので、すべてに登録しておくといいでしょう。
ドライバーの未経験者が新規参入してマッチングサイトのみで生計を立てるのは難しいでしょう。軽貨物ドライバーとして自分の自由な時間を優先して働きたいという人は、仕事がない時期も生活できるくらいの資金を用意してから開業をすることをおすすめします。
軽貨物ドライバーのなかでも、フリーランスだけでなく、委託ドライバー、ルート配送のスタッフなどさまざまな働き方があります。高収入や安定した仕事環境、自由な時間など、優先したい事項によって働き方を検討してみてください。
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